今ほめないでいつホメット！

自分をほめることも、人をほめることも、そのものに価値があると信じたからほめるのです。
かわいい、美しい、たくましい、すがすがしい。
うまい、おいしい、さわやか、満足。
得をした気分、役に立ってよかった。珍しい。
これが必要だ。

惚れること、好きになることで物事は上達します。
好きになれば苦労も苦労でなくなり、さらに上を目指すようになります。
好循環ですね。

でも、価値は時代により、人により変動します。
自分がほめたからといって人もほめてくれるとは限りません。
はたからみればガラクタかもしれないけれど、自分にとっては宝物です。
ある時代では無価値な物が、別の時代では貴重品にもなるのです。
あるいはその反対のこともあります。

むかしから大事にとっておいた物が、今輝きを放つこともあります。
だから今、自分にとって価値ある物をほめておくことです。
大事にしておくことです。

世に言う思いの実現法則には「与えたものは自分が受け取る」という大前提があります。
良いものを与えれば、良いものが。良くないものを与えれば、良くないものがかえってくる。
ただし、与えられた苦労や否定された現実をどう受け取るかは自由です。
だめだ、良くない、失敗だと、たとえ人からそう言われても、そのあとの方向付けをするのは自分の自由意志にまかされているのです。

ここで言いたいことは、その場そのときの価値観に惑わされることはないということです。

今、いいことを思う。
今の現実をプラスに受け取る。
今のおそれをも「だいじょうぶ」に変えてしまう。
いま感謝できることからする。

常に今が好循環を保つコツです。

明日も好きになれる方向へ。
自分で自分をほめたくなる道を選ぶのです。